長男の回顧録(息子が言葉を発してくれた時の決意)
主人の病気がそうさせているのかわからないのですが、息子が思い通りに成長しない事にいつも苛立っていました。
とにかく言葉が遅くて、意思疎通は出来なかったし、
水泳も、何年も後から入ってきた下の娘の方がクラスが上がっていくし、楽しませようと思ってどっか連れて行っても感覚過敏や触覚過敏で拒否されて遊ぼうとしないし、主人は、次第に娘だけを連れて遊びに行くようになりました。
娘と2人でディズニーランドに行ってディズニーランドホテルに泊まって2日連続のディズニーなんて事もありました🎃
息子は連れて行かれなくてちょっとかわいそう、、
なんて思う事もあったけど、、
その方が息子もほっとしていたし、
私は息子と2人で近くの公園をぶらぶら散歩したり、一緒に電車を見に行ったりしていました。
⚪︎⚪︎線8000系!とか、色んな型の電車を言い当てて、得意気になっていました^_^
帰りは遊歩道の両脇に植えてある一本一本の樹木を、桜!サルスベリ!けやき!と指を指して教えてくれました。
なかなか語彙が増えず、文章を話す事が出来ないのに物の名前はすぐに覚え高い記憶力を持っていて、
すごいなぁと感心したり、
でも話せないし、、と
心配したり悩んだり、
一喜一憂しながらいつも手を繋いで歩いていました。
障害児療育に抱っこ法というのがあるのですが、
心と体が触れ合う事で子供の本当の気持ちが表に出てきたり、問題行動がなくなったりと言うのがあります。、
ちょうど年長の頃です、
その療法をしてもらった帰り道に
「お母さん、お空が青くてキレイね!」
と言ってくれたことがありました。
全然文章を話せなかったのに、突然何語文か話したので、びっくりと感動で涙が出て止まらなかったことが思い出されます😭
主人の気分の波もあって、息子の事は私1人で抱えていましたけど、でも、不思議と辛くはなかったです。
もっと主人と息子の伸びしろを理解し合って喜びを共有したかったなと思います。
そしたら、息子の父親に対する気持ちも変わっていたかもしれません。
息子が言葉を話し始めて感動したとき時には、嬉しさと共に自分の内面から闘志が湧いてきて、もっと伸ばしてやるぞ!やってやるぞ!って
思って、
なんか、
腹を括ったというか、主人の事も息子の事も、どんな事も何があっても、
負けないぞー!💪
と気合いが入りました。