気付けなかった躁の入り口
たまたま見ていたテレビのニュースで「今日のニュースランキング」が目にとまりました。
芸能人や、気象、政治、コロナ等の話題を抑えて第1位がママ友に洗脳されて我が子を衰弱死させてしまった母親の裁判のことでした。
ママ友に洗脳って、どうしたらそんな深い付き合いに発展するのだろうか、
どうしてそこまで相手を信用出来るのだろうか、、と人の心の不思議さをしみじみと感じました。
しかし、自分は大丈夫!と思っていても、自分の心も自分では確証できない危うさがあります。
後から考えると、どうして?どうして? と 過去の自分に問いかけたいくらい、謝った判断や、行動、見落としがあるものです。
私の最大のミスは主人が明るく行動的になったことを病気(うつ病) が治った!と思ってしまったことです。
今でこそ、長年の経験とメンタルヘルスを学んだことで身にについた知識があるのでわかることですが、当時は元気な主人を見て何も疑わず安堵していました。
もともとユーモアがあって楽しい人でしたが、ますます冗談に磨きがかかり、私には何か吹っ切れたような明るさに見えました。
無理していた仕事をやめたことですべての嫌なことから解き放たれたのかな、、と思っていました。
良かったと思いました。
学校の保護者とはすぐに仲良くなるし、何より行動的になりました。
大型バイクの免許をとってツーリング、海外旅行、ロードバイク、海釣り等々、多趣味になってきました。
あらゆる面で陽キャになってアクティブでした。
ただ、毒舌が過ぎたり、話が脱線したり、おしゃべり過ぎるのが気になってきました。
年のせいだろうか、、まぁ元気だしいっか! そんな感じです💦
ある日の夕方カーテンが閉まってないのを見て、ひどく私をとがめました。
「なんでカーテンを閉めてないんだ!早く閉めろ!狙われている!」
「向かいの部屋には暴力団がいる!」と、、??
何を根拠に、、?
「大丈夫だよ~!」なんて言おうものなら目つきがキッ!😠となって明らかに形相が変わっていました。
今までの明るさから一変、、?
なんかおかしい、、?
これが躁の症状だなんて私はまだ気付いていませんでした。