のんびり母さんの波瀾万丈記

カラッと明るく!

普通と普通でない境界線

「ふつう」の定義は曖昧で、明確な答えを見出す事は難しいと思います。

「普通と普通じゃない」「正常と異常」の境界線がよくわからない私でした。

今もわからないのですが、

思えば私は、人一倍「ふつう」にこだわってきたように思います。

学校の成績も平均点にこだわり、学校ではうるさ過ぎず静か過ぎず、あまり目立たないように意識してて、いわゆる普通のいい子だったと思います。

適齢期になったら、穏やかで優しい人と結婚して平凡な生活を送りたいと思っていました。

主人とは同じ会社の研修で出会いました。価値観や笑いのツボが一緒でよく笑い合えました。

普通の優しい人でした。

自然と結婚の話が進み一緒になったわけですが、結婚前に同棲していたらおそらく結婚はしてはいなかったと思ってしまいます。

結婚当初、掃除機をかけてくれた主人にあれ❓❓と思いました。

たった3部屋なのに、同じ所を何度も何度も掃除機をガーガーかけ続け2時間以上かけてやっと終わりました。

潔癖症❓綺麗好き❓

それともこれくらい掃除機するのが普通なのかな、、と頭の中が❓❓となりました。

私なら、さっさと終わる掃除に2時間もかけてる。(すごっ!)

時には4時間くらい掃除機をかけ続ける時もありました。

しかも掃除機をかける時間帯が夜中の2時や3時になんて事も、、、💦
延々と、、、

こんなきれいな部屋のいったいどこが汚れているの?

優しくて面白い人だけど、

掃除機かける時は異常でした。

せっかくやってくれてるのに文句を言えませんでした。

ケンカになると思うと何も言えませんでした。

やりすぎだよって、

平和主義すぎの私は我慢し続ける事になりました。


「この人、どこかおかしい」かも、、


私が基準とする「ふつう」からかけ離れていました。

これはほんの序奏にすぎませんでした。

そしてこれから先に、色々な普通ではない事が待っていました。

もっともっと普通でない事が、

その頃はこの先何があるのだろうと、漠然とした不安を感じながら、

「普通なのか普通でないのかよくわからない」生活をスタートをさせていました。