喪失感のループだったけど、、
主人が自死してからしばらくは悲しみの感情よりも、もうこの世にいないという現実があまりに衝撃で、ただただ、喪失感にうちのめされました。
今でも1日に何度も思い出しますが当時は常に主人の顔がが頭から離れず24時間考えっぱなし、
仕事中端末機を入力している時に指が止まって、頭が真っ白になって動悸がして冷や汗が流れ、仕事が進まなくなる事がしばしばありました。
ミスが許されない仕事ですし、なかなか自制出来ないので、ある時、戒名を付けてくれたお坊さんに苦しい胸の内を書いて手紙を送りました。
後日返事が届き、手紙の内容が心に染みてそれがきっかけで少しずつ自分の考え方も心の持ち方も変わってきたように思います。
人間の心の中には深い智慧がもともと備わっていてバランスを取り戻そうとする調和の力を信頼して委ねると良いのではないか、
心の中の思いや感情から少し距離をとってそうゆう気持ちと関わるのが回復の近道ではないでしょうか、
と、そのようなアドバイスをしてくれました。
他にも深い言葉がたくさん記してあって、しばらくはその手紙を常に持ち歩いて不安になると手紙を読み返しては心を落ち着かせていました。
自責と喪失感のループだったけど、
お坊さんにアドバイスを頂いてから、自分の感情が乱れたらそうゆう自分の心と距離を置いて、俯瞰して省みる様にに心がけています。
#自死遺族#前向き#自分と向き合う#お坊さんの言葉