薬に頼ってもいい
主人が亡くなった直後はショックで何も考えられないくらい感情がおかしくなっていました。
しかし数日後には葬儀が迫っており、喪主ですし、とにかく落ち着きたかったので翌日には心療内科に駆け込んでました。
ちょっと強めのお薬をもらって葬儀に臨み、しばらく自分をぼんやりさせて過ごしていました。
私は精神疾患の主人を長年サポートしてきた割に全然メンタルが強くなくてどちらかというとビビりなタイプです。
職場では役職者で社員をリードしていく立場なので人前で話すことも多いです。でも緊張しいなのでストレスフルになって体調不良になることもしばしば(..;)
子供たちが小さいときは仕事との両立がしんどくてしんどくて、ある日突然、電車に乗れなくなったことがありました。
電車に乗ると心臓がバクバクして胸が締め付けられるような感覚に襲われ、逃げ出したい衝動にかられました。手足は汗でびっしょりです。
パニック障害の症状ですよね。
電車は各駅しか乗れなくなりました。
新幹線に乗る時は強めの缶チューハイを飲んでベロベロになって😅
これはまずい!私までメンタル崩壊してはならぬ! と
あわてて心療内科に相談に行きました。
子育て、仕事、主人の心配等々、自分のキャパを超えていたのだと思います。
頑張り過ぎ!と言われました。
あの頃は、森田療法の本を読んだり、呼吸法を練習したり、自分を楽にするためにどうしたら良いか色々模索していました。
でも、結局、お薬が一番効きました。
常用はしませんでしたが
軽いお薬をもらって頓服用にいつも持ち歩いていました。
電車に乗る前に飲むと心が落ち着いて安心でした(^_^)
お守りとして持っているだけで心強かったです。
抗不安薬等に対して抵抗のある方もいらっしゃるかと思いますが、現在は副作用の少ないお薬が増えていますし、メンタル不調の方は内科に行くような気持ちで心療内科をおすすめします。
心と体は繋がっています。ちょっとでもバランスを崩すとどちらかに支障が出できます。
心のメンテナンス、大切です。
疲れてヘトヘトの方、ある日突然不安になって落ち着かない方、原因不明の体調不良の方、心療内科の門をたたいてみてください。
自分にやさしくしてあげてください。