コロナの猛威がメンタルに与えたもの
金木犀の爽やかな香りが漂い始め、
秋の訪れを感じる季節となりました🍁
先月のお彼岸にはお墓参りに行けなかったので今月にはお墓参りに行きたいなぁと思っています。
今まで毎月行ってたのに9月だけは行けなかった、
お彼岸なのに、、
パパごめんなさい💦
主人が逝ってから早くも2年半、
あっという間でした。
たまたまですが、主人の四十九日と100日法要の同じ日に役者の方が自死してしまいました。
お二人とも名の知れた役者さんでしたので芸能界は激震だったと思います。
主人の法要の日と重なったのでインパクト強すぎて何の因果なのだろうかと不思議な気持ちにもなりました。
ただ偶然が重なっただけだと思いますが、、💧
突然に、得体の知れないウイルスで全人類を不安と恐怖に陥れた、
「コロナ」、、、
日常生活は制限され、自粛生活でストレスや孤立感が深まって、心を病んだ人は増え、病んでいる人は悪化しました。
実際に主人はごろごろと坂道を転がるように悪化していきました。
社会全体が恐怖と不安に脅かされて、
常に除菌を強いられて、、
不安障害や強迫性障害を持っている方にはきつい事でしょう
その辛さは尋常ではないはず、
そして、
いつも感性が研ぎ澄まされ、自分を追い込むであろう役者の方や、芸能の方は孤独感や闇も深いのではないでしょうか、、
主人はコロナ禍に入ってからあれよあれよと廃人のようになっていきました。
漠然とした不安感の中、主人のメンタルは自分ではコントロール出来ないほどグラグラしていました。
目が離せないような危うさでした。
しばらく躁状態だったのに、一気に鬱状態になって恐怖すら感じました。
入院時に主治医からは統合失調症と躁うつの傾向が強いと言われ、
元のご主人に戻しましょう、戻します!と力強く言われました。
そして、
元々のご主人の性格はどんな方でしたか?
と聞かれました。
どんな性格って、、
すぐに言葉が出てきませんでした。
メンタルの波が激しくて普通の状態が少なかったので元々の主人の性格がすぐに説明出来ませんでした。
素の主人は穏やかでおとなしい人だったはずなのですが、、
どんな性格なのかよくわからなくなっていました。
それくらい、
彼の病気は厄介で複雑なのでした。
そして
結婚してから長年患ってくすぶっていたこの病いは、コロナの猛威にはひとたまりもありませんでした。
主人はあっという間に
この世からいなくなってしまいました。
しかも退院の翌々日に、、
本当に、、本当に、
すべての人がこの不安な状態から早く解放されて
心も体も健やかに、
安心して暮らせる世の中になって欲しい。
切実に思うのです。